小さな防犯から始めましょう

防犯対策は、それ自体が利益に繋がるものではありません。
一生犯罪に巻き込まれなければ、対策自体は無駄になります。
無駄になったほうがいいものなのです。
突然やってくる交通事故や重篤な病気のように、遭遇しなければそれに越したことはない類のものです。
ただ、1回でもそこに巻き込まれれば、人生において重大な被害を被る可能性があります。
そこで、市民の相談窓口ではちょっとしたことから始めることを推奨しております。
防犯意識の入り口に立つことが大事です。
第一歩を踏み出すだけで、十分実効性のある防犯対策が得られる場合が多いのです。
ゼロと1は大きな違いなのです。

地域の防犯対策

警視庁のデータによると平成15年から空き巣被害は減少傾向となっていますが、それでも令和4年には15,692件の空き巣被害が確認されております。
近年では宅配業者を装って窓ガラスを破壊して住居に押し入る悪質な手口により侵入強盗事件が連続して発生しております。
ご自身だけでなく、大切なご家族や財産を守るために小さなことからでいいので 防犯対策の意識向上を目指しております。
また空き巣が嫌がる家というのは「死角がなく見通しの良い場所にある家」と言われております。
ご自宅の立地によって空き巣被害に遭いやすいお家と遭いづらいお家があるということです。
住まいの立地を変えることは難しくても身近に出来る防犯対策はいくつかあります。

カメラ付きインターホンでないご自宅はカメラ付きインターホンに交換する

防犯カメラ、防犯センサーライトを設置する

防犯砂利などをお家廻りに撒く

窓に格子をつける

防犯窓フィルムを貼る

防犯性能の高いカギに交換する

市民の相談窓口では空き巣被害を防ぐための無料相談にものっております。
ご不安な方はご相談下さい。